ジャコ・パストリアス/ジャコ・パストリアス
ジャコのファースト・リーダー作。
もうこの作品はあらゆる方面から語りつくされていますね。
最近、また、はまっています。
特に好きなのは2曲目「カム・オン・カム・オーヴァー」。
メンバーを見て、悪いわけがありません。
ブレッカー兄弟、デビット・サンボーン、ハンコックにアライアス、ヴォーカルがサム&デイブ。
真っ黒なノリのハンコックのキーボードに拮抗するサンボーンのサックス、
そして地を這うように「歌う」ベース。
サム&デイブも盛り上がっていますが、
それ以上にジャコのベースが歌っています。
マーカス・ミラーが初めてこの作品を聞いた感想を、
「言葉も出なかった。信じられなかった。そしてひたすらジャコを研究した」
と言っています。
ジャズの、そしてジャコの底力を見せ付けられるような、そんな名盤です。